「灰が降る」WEB掲載記事

灰から希望が昇る
シアター&ダンス4月17日
翻訳:堀内都喜子

Zodiak Uuden tanssin keskus(ニューダンスセンター)はここ数年、日本―フィンランドの現代舞踏の交流事業をすすめてきた。初めは若い振付師のレジデンスエクスチェンジであったが、現在、それぞれの国で共同制作が行われ二つの作品が生まれている。

振付師Ervi Sirénは春に「KITE」という作品を日本のダンサーのために制作した。本作品は6月にフィンランド・クオピオのTassii ja soiフェスティバルで発表される。先週はKaapelitehdas(カーペリテヘダス)のPannuhalli(パンヌハッリ)で坂本公成がフィンランド人ダンサー向けに制作した作品「灰が降る –Ash is falling」が初演された。7月に本作品は Täydenkuun Tanssit(フルムーンダンス)フェスティバルで、秋には両作品共に日本では上演される。 (続きを読む…)

2月15日の写真です@TPAM

村山華子さんが撮影してくれました。
席がなくなるほどにぎわってましたー。
様子をどうぞご覧ください。

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TPAMでの途中経過発表終わりました。いよいよ京都公演です!

2月15日横浜BANKARTにて「KITE」の途中経過発表は、多くのお客様がお越しいただき
満席となりました。
30分くらいKITEのSHOWINGを行いました。
1月25日からエルヴィが一人づつのダンサーの細かい動きを本当に丹念につむぐ作業を繰り返し
繊細な身体の中からの動きをつくりだす<振付>作業です。
この積み重ねがどのように作品の世界を作り出していくのか、非常に楽しみにであります。

是非、この完成する作品を楽しみに京都公演にお越しいただきたいです。
出演は、川口隆夫、岩淵多喜子(ダンスシアタールーデンス主宰)、東京を拠点に活動するダンスアーティストと
関西で長い活動経歴を持つ垣尾優。(Contact GONZO)
今回のオーディションで選出されたニューフェイス立石裕美と玉邑浩二。
照明デザインに藤本隆行、音響はAake(フィンランド)と多彩な顔ぶれがそろいました。

踊り2京都公演とお得なセット券とあわせてお買い求めください。お待ちしています。

ここから。。。

岩淵です。昨日バンカートでTPAMのプログラムの一環としてKAITの途中経過の試演会を行いました。
まだまだ製作途中ですが人前に出ることで見えてきた新たな課題もあり、公演まで残すところあと1週間強のリハ期間ですが、エルヴィさんの丁寧な体への向い方、それをそのまま舞台に上げるという手法をきちんと理解して、体現出来るよう、集中して取り組みたいな、、と思っています。

自分の中に留めているリハ中に出たエルヴィさんからのキーワード
Water、Connection、Direction、Bone、Just to be、Taste every moment…

とても難しく1か月ではたどり着けないような課題ですが、いわゆる振りを与えられる「振付」の作業ではなく、動きの質感や体への意識からやれている今回のクリエーション、ダンサーとしてとても貴重な時間をもらっています。
体や思考の余計な贅肉、自意識を出来るだけそぎ落として。

明日15日は横浜バンクアートでの試演会です。

垣尾優です。
明日は横浜バンクアートでプレゼンを兼ねた試演会です。

しかし関係ねえ、バレンタインも関係ねえ、まず今日もやることはやるぜとエルビィ。
稽古スタート。いつものプリエをじっくりと、私が勝手に雫プリエと呼んでいるエクササイズが始まる。
脚は肩幅に開き、膝を緩め、立つ、呼吸、easy 、両腕は大きく開きながら外側からゆっくり頭上まであがる、頂点で両手首がはらりと雫のように。落下の瞬間。
そのまま甲を合わせるような形で正中線を、目の前を、下に、地面に向かって、両手がゆっくり落ちて行く。指先が顔を通りすぎたあたりで、肘が肩より下がるあたりで、首の後ろあたりに手の重みが伝わり、それをきっかけに頭も自然に垂れてくる、そのまま、手も落ち続け頭も落ち続け背骨も順番に丸くなっていき、つながりが膝や脚の付け根を曲げ、そしていわゆるウンコ座りに。足の裏。そう足の裏、足の裏、足の裏足の裏。
そしてまた骨盤が上がりだし、膝を曲げる流れで上体も起き始め、立ち上がり両腕が開きだし頭上に、そしてまた雫が落ちる、繰返し繰返し

2012年、今、今は構築より発見だよ、とエルビィ、いや実際エルビィから言葉で聞いた訳ではないが、とにかく、こういった毎日の繰返し、このじっくりさによって、日々の些細な変化を感知できるようになってくる。
僅かな違いが、快感めいた喜び、豊かな日常とはこういうものか、豊穣さの発見がダンスの役割のひとつなのだ、とエルビィ、いや実際やっぱり言葉ではそんなこと言ってはいないが、きっと、というかすでに身体をとおして、課題、演出をとおして、そう私は受けとりました。
しかしそんなことばかりも言ってられない、明日は大事な試演会だぜ、さあ構成するぜとエルビィ。了解です、混沌を構成するとはどういうことか、空洞そのものをぽっかりうかびあがらせるとはどういうことか、身体で示してやりましょう、昼飯なんかいらねえ、と私達ダンサー。
コンポーザーのアーケが静かな笑みをたたえながら音をだす、私も同じく無音のために音をだしているのだ矛盾を作曲しているのだといったたたずまい。
照明家の藤本さんは光りに時間をも組み込む。組み合わす。
それって神じゃん、神様だよ。LED がプログラミングで日の光のように微細に変わる、雷のように閃光する。
私達ダンサーは、ファンキーな魂と赤ん坊のような柔らかい足の裏でもって、雲のように踊ってます。

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