Performance:(開場は両日30分前)
 3月2日(金) 開演19:30
 3月3日(土) 開演15:00
 両日とも終演後、アーティスト・トークあり
会場:京都芸術センター

振付:エルヴィ・シレン
作曲・音響デザイン:アーケ・オッツサラ
照明デザイン:藤本隆行
出演:垣尾優/川口隆夫/玉邑浩二/岩淵多喜子/立石裕美

ステージ・マネージャー:尾﨑聡
翻訳・制作スタッフ:ケイトリン・コーカー/千代苑子



ダンスアーティスト、振付家、舞踊家、舞踊指導者であるErvi Sirén は1970年代よりフィンランドのコンテンポラリーダンスの発展に広く影響を与えてきた。70年代にはカンパニーDance Theatre Rolloのダンサー/振付家として活躍し、80年代はシアターアカデミーの講師を務めながら、ソロ作品や多くの振付作品を発表。1998年から2007年には舞踊学部の教授を務めた。Sirenの身体に刻まれた知識は、フィンランドの多くの舞踊家へ伝えられてきた。
70年代から5度、国立アーツカウンシルの助成を受けている。2000年Pro Finlandia medal 、2001年States Prize for Dance授賞。60歳をむかえ、Sirenは再びダンスの分野でフリーランスの活動に戻った。彼女は、振付家として多様なキャラクターを持つ舞踊家と作品制作をのぞんでいる。

ミュージシャン、作曲家、サウンド・デザイナー。フィンランドで著名な振付家Alpo Aaltokoski・Arja Raatikainen・Ervi Sirénなど多数と活動している。また、Otsalaはフィンランドのポピュラー・ミュージック界で長い経歴を持ち、自身のプログレッシブ・ロックバンドAbsoluuttinen Nollapisteなど 20枚以上のディスコ・グラフィーアルバムがある。ソロアルバム"Songs From a Closed Room"は、2010年にリリースされた。

ディレクター・照明デザインアーティスト。1987年、ダムタイプに参加。そのパフォーマンス作品のほとんどで、照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。近年は、LED照明デザインを特徴とする作品を制作、コラボレーションも多数。07年には白井剛や川口隆夫等、9名のアーティストと共に「true/本当のこと」を発表。現在、最新作「砂漠の老人/Node」と「SeeingRed/赤を見る」の制作を継続中。

ラバンセンターで、コンテンポラリーダンスを学ぶ。ダンサーとしてエルヴェ・ロブ、テッド・ストッファー等に参加後、1999年Dance Theatre LUDENS設立。以後、全作品の演出、振付を行う。代表作として「Be」、「Es」、「Distance」、「Against Newton」等。国内外11ヶ国で上演、高い評価を得る。01年「Be」で横浜市文化財団賞及び若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞。05年 「Distance」で日本舞踊家批評家協会新人賞受賞。他、ソロ活動、海外の振付家との国際共同製作、東京国際ダンスワークショップなど多岐に渡る。

窮地をサバイブする場合と同じく、根底に歓びをもって踊ることを基調としている。ジャクソン・ポロックの絵画に衝撃を受け、大野一雄の写真を見てダンスを始める。95年よりモダンダンスを学び、00年から自身の活動を開始。野外でのドキュメントプロジェクトなどを行う。06~09年 contact Gonzoで活動。ダンサーとして山下残、Dance Theatre LUDENS、Ensemble Sonne 等の作品に参加。

パフォーマー。1991年より吉福敦子らとATA DANCE を立ち上げ、ダンスを始める。96年より「ダムタイプ」に参加。並行してソロパフォーマンス。03年以降は音楽とアートの領域をまたぐアーティストとのコラボレーションを、08年からは"自分について語る"をテーマに「a perfect life」シリーズを展開中。ジャンルに囚われず、常に新しい表現方法やテーマを模索するパフォーマンス作品を目指している。

母(元宝塚歌劇団)の影響で幼少よりジャズダンスを始める。2001~07年クラシックバレエ、ジャズダンス、タップダンス等の舞台経験を積み、08年「PEACE」、09年「spiral」自身の振付・出演作品を発表。10年ドイツ、ベルリンへダンス留学。11年チェコ、プラハで開催された国際舞台美術展プラハカドリエンナーレに振付・出演作品で参加。

2007年から自身のユニット"とりととら"の演出・脚本を行う。09年武藤容子に師事し、ダンスの研鑽を始める。11年9月千代田芸術祭2011にて自身の振付・出演作品「雨」で伊藤千枝賞を受賞。"今ここにいる実感"を即興という形で表現している。


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